2024年4月21日カテゴリー:

4月21日(日)選手権大会2日目

  本日9時より富沢球場において地区選手権大会軟式野球の部、決勝戦が行われました。対戦相手は身延中。昨日は増穂中に2−0と接戦を制して決勝戦に駒を進めました。試合は決勝戦にふさわしい引き締まった展開となりました。先制点は身延中。それまで身延中をほぼ完璧に抑えこんでいた中、ワンチャンスを生かされての先制点となりましたが、三珠・市川合同チームは流れを相手に渡すことなく辛抱強く戦います。5回の裏、ノーアウトからライト前ヒットで出たランナーが牽制悪送球でノーアウト2塁となり、三珠中3年生の送りバント成功でワンナウト3塁とします。続くバッターが凡退して迎えたツーアウト3塁から、これも三珠中3年生のサードゴロがエラーを誘い同点とします!大切な場面で転がすバッティングがツキをもたらしてくれました。その後も試合は一進一退を繰り返し、7回を終わって1−1の同点。ノーアウト1・2塁から始まる特別延長に入ります。8回表、身延中に1点を奪われ、再び追う展開になります。その裏、合同チームはノーアウト満塁と身延中を攻め立てますがピッチャーゴロがホームゲッツーとなり、ツーアウトランナー2・3塁と追い詰められます。そこから8番の市川中選手の起死回生のセンター前ヒットで同点とし、セカンドランナーも一気に本塁を狙うも惜しくもアウト。特別延長は9回に入ります。9回の表の身延中の攻撃を三者凡退で抑えた9回の裏にドラマが待っていました。ツーアウト満塁のチャンスに打順が回って来たのは3番バッターを務める三珠中の選手。ワンストライクからの2球目をフルスイングすると打球はレフトの頭上を越え、ワンバウンドでスタンドに入るサヨナラヒットとなり、死闘を見事に制した合同チームが5月18日から始まる県選手権大会の出場権を手にしました。こんなに劇的な試合を見せてくれた合同チームの選手たち、身延中や審判団を含めたすべての人たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。感動をありがとうございました。

 

 

 

 

 

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