１１月１日（水）、オープンスクールに合わせてＰＴＡ教育講演会を実施しました。全校生徒・保護者・教職員が参加し、講師に「ぼくまち市川三郷」を主宰し、本校の卒業生で、現在大学生の吉原あさひさんを招いて講演会を実施しました。講演のテーマは「『地域』を使う人になろう！」で、吉原さんが、どのように地域おこしに係わってきたかについて、また、地域に生徒達がどのように係わっていくことができるのかを中心に話をしていただきました。

　講演の後半では、市川三郷町の課題を解決するためのアイデアを生徒一人一人が考える場面を設け、「解決したい課題は…」⇒「解決に向けて（市川三郷町で）活かせられるのは…」⇒「内容は…」⇒「市川三郷町がどうなる…」という手順で考え、その後、グループに分かれてタブレットを使ってまとめ、その内容を発表しました。
　生徒からは「市川三郷町を舞台にして、にんどんぽんが主人公のアクション映画を作る」、「娯楽施設をつくり、SNSなどで宣伝して人を集める」、「ifセンターを使用していろんな球技に触れながら地域の人と交流を深める」、「市川三郷町の観光施設を話の中に登場させ、自分達で町を舞台にアニメを作る」、「電話やSNSで依頼を受けて、私たち若者が配達員となり、市川三郷町内の食品や商品を届ける」といった、どれもユニークなアイデアが出され、吉原さんからも「良いアイデアだね！」、「そういうアイデアは思い浮かばなかった！」など感想をいただきました。

　参加した保護者や地域の方々からは、「大変良い講演だった」、「生徒が地域のことを学んだり考えたりするとても貴重な機会だった」と、大変好評でした。

　本校の卒業生が立派に活躍していることを嬉しく思うと共に、三珠中の生徒達も吉原さんのように、地域を愛し、育て、地域を担うような人になってほしいと思いました。