2022年12月16日カテゴリー:

1215 2学年、音楽授業で歌舞伎文化資料館見学

  12月15日(木)、2年生が音楽の勧進帳(歌舞伎の演目)の学習に合わせ、歌舞文化伎資料館の見学を行いました。本校の2年生徒のおばあちゃんからお話を聞くことができました。

 歌舞伎は、海外ではKABUKIと言われ、とても人気のあるエンターテイメントだそうです。歌舞伎の音楽は役者の気持ちをサポートしていて、伴奏音では三味線や鼓をBGM、ナレーションとして使っていること、効果音では江戸時代から貝殻や拍子木を使い、鳴物と言うこと、雨の音や鶯の鳴き声、お祭りの風景を表していること、隈取では色によって役柄が決まっていて、赤、青、茶色それぞれの意味等、多くの説明をしていただき、多くのことを学ぶことができました。「暫」の衣装は65キロもあり、とても思い衣装で、すごい」といった声があがりました。また、「歌舞伎から江戸しぐさというものが生まれ、貧しくてもも心は豊か、少しの気遣いから人を思いやる気持ち、優しさをこれからももって生活してこう」と生徒が感じることもできた充実した内容でした。

 この「勧進帳」の学習と歌舞伎資料館訪問は、「みさと学(地域を知り、地域から学び、自己の生き方や進路を学ぶ学習)」の中に位置づけられている学習です。こういった学習を通して、地域のことを深く学ぶ機会をたくさんつくることができれば、と考えています。

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