市川三郷町三珠中学校 > 日々の様子 > 11月1日(金)PTA教育講演会~歌語り『広島すずめ』~ 2024年11月1日カテゴリー: 日々の様子 11月1日(金)PTA教育講演会~歌語り『広島すずめ』~ 本日の午後1時20分から本校体育館においてPTA教養広報部主催の教育講演会が行われました。演題は、Study Concert 歌語り『広島すずめ ~あの日からずっと一人じゃけぇ~』。身延町在住のシンガーソングライター、山本晴美さんによる、歌と台詞に映像を交えた『歌語り』に、会場に集まったすべての人が平和や自分の生き方について考えさせられました。タイトルに『広島』が入るこの歌語りは、原爆の被害にスポットを当てるのではなく、戦後を生き抜いた一人の男性の苦悩が中心に描かれています。10歳の時に爆心地から約3km程離れた場所で被爆した男性にとって、戦後を生き抜いていくことがどれほど辛く苦しいことなのかが山本さんの歌語りから伝わってきました。歌語りの後の『Studyコーナー』では、広島平和記念資料館内に設置されている地球平和監視時計についてのお話がありました。私は修学旅行の引率で何度も広島平和資料館を訪ねながらも恥ずかしながら、この時計の存在を知りませんでした。本日、この時計の上段の数字は『28,942』を、下段の数字は『171』を示しているとのこと。上段は広島への原爆投下から過ぎ去った日数で、下段は最後の核実験からの日数を表しているそうです。『28,942』と遠い過去になりつつある広島の悲劇……。しかし『171』を見れば分かるように核の恐怖は今もなお現代進行形で進んでいることをこの時計から学ぶことができました。学ぶと言えば、みなさん、山本さんが出してくれた宿題『原爆ドームはなぜ残ったのか』についても是非とも考えてみてください。
本日の午後1時20分から本校体育館においてPTA教養広報部主催の教育講演会が行われました。演題は、Study Concert 歌語り『広島すずめ ~あの日からずっと一人じゃけぇ~』。身延町在住のシンガーソングライター、山本晴美さんによる、歌と台詞に映像を交えた『歌語り』に、会場に集まったすべての人が平和や自分の生き方について考えさせられました。タイトルに『広島』が入るこの歌語りは、原爆の被害にスポットを当てるのではなく、戦後を生き抜いた一人の男性の苦悩が中心に描かれています。10歳の時に爆心地から約3km程離れた場所で被爆した男性にとって、戦後を生き抜いていくことがどれほど辛く苦しいことなのかが山本さんの歌語りから伝わってきました。歌語りの後の『Studyコーナー』では、広島平和記念資料館内に設置されている地球平和監視時計についてのお話がありました。私は修学旅行の引率で何度も広島平和資料館を訪ねながらも恥ずかしながら、この時計の存在を知りませんでした。本日、この時計の上段の数字は『28,942』を、下段の数字は『171』を示しているとのこと。上段は広島への原爆投下から過ぎ去った日数で、下段は最後の核実験からの日数を表しているそうです。『28,942』と遠い過去になりつつある広島の悲劇……。しかし『171』を見れば分かるように核の恐怖は今もなお現代進行形で進んでいることをこの時計から学ぶことができました。学ぶと言えば、みなさん、山本さんが出してくれた宿題『原爆ドームはなぜ残ったのか』についても是非とも考えてみてください。