2025年6月2日カテゴリー:

6月2日(月)金属の性質について知ろう!(1年理科~実習生研究授業~)

 先週の国語に引き続き、本日、もう一人の実習生の先生の研究授業が行われました。本日の午前中、私は出張があったため教頭先生が授業の様子をレポートしてくださいましたのでお伝えします!

 ~今日の授業は、金属が持つ共通の性質について、実験を通して確認をしました。実習生の先生は授業の冒頭で、かつて熱心に取り組んでいたサッカーの大会で獲得したメダルを生徒に披露し、身近な金属に関心を持つきっかけを作りました。アルミ箔・アルミ缶・亜鉛版・釘は「電気を通す?(豆電球が光る)」、「磁石にくっつく?」「磨くと光る?(ヤスリで擦る)」と問いかけると、教室は一瞬静まり、生徒たちは考え込む様子を見せました。その後、いくつかの異なる金属を使った実験が始まりました。生徒たちは、金属が電気を通すかどうかを確かめたり、磁石にくっつくかを確認したりと、実際に手を動かしながら学んでいました。生徒の中には、熱心にお茶筒(スチール缶)をヤスリで丁寧に磨き続け、ついには表面の塗料を完全に剥がし、その光沢を確かめる者まで現れました。実験を進めるうちに、「これは予想通りだったけど、これはちがった!」「自分の班と他の班の結果が違う、どうして?」といった驚きの声があちこちから上がり、授業が進むにつれて議論も活発になりました。また、先生は演示実験として、熱したフライパンで氷を温め、水へと変化する様子を示し、生徒に熱伝導性を理解させました。また、釘を金槌で叩いて広げることで展性を示す実験も行い、どの実験も生徒は目を輝かせながら見入っていました。今回の授業で特に印象的だったのは、生徒たちの真剣な表情です。自分の目で確かめようとする姿勢や、結果について積極的に話し合う様子から、この学びが単なる知識の習得ではなく、深い理解へとつながっていることを感じました。この授業を通して、金属の性質についてより実感を持って学ぶことができたように思います。~

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