2022年7月13日カテゴリー:

0712 第1学年「福祉講話及び手話教室」実施

  7月12日(火)、1学年で福祉学習の一環として「福祉講話及び手話教室」を実施しました。町より福祉支援課職員、社会福祉協議会の職員、市川三郷町聴覚障害者協会の皆さん、手話サークル「神明」の皆さん、手話通訳者の皆さんが本校を訪れ教室を行いました。
 内容は、まず、町の手話条例に関する話や、聴覚障害の方による聴覚障害を抱えながらどのように生活をしたりどのように他の人とコミュニケーションをとったりするか、そして、手話でどのように表現をするか、などについて講話を行っていただきました。

 簡単な手話について学んだ後5つのグループに分かれ、それぞれのグループに聴覚障害の方が入り、自己紹介などを含めながら生徒自身が実際に手話を使いながらやりとりを行いました。

 講話の中で講師の皆さんに拍手をする場面がありましたが、聴覚障害がある人は拍手の音を聞くことができないので、頭の横で両手を使い指をひらひらさせることや、音でのやりとりができない分、目と目でコミュニエーションをすることが大切など、多くのことを学ぶことができました。

 市川三郷町では手話条例を設けていますが、それを一つの窓口にして広く障害がある方を理解し「共生社会」について考えるきっかけにしたい、という取り組みだそうですが、そんなことも生徒に知ってもらう機会となりました。

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