2024年7月19日カテゴリー:

7月19日(金)「裏庭での出来事」~1年生・道徳~

 『ある日の昼休み、裏庭でサッカーをしようとしていた雄一・健・大輔の3人は物置の軒下にある鳥の巣の中のひなを狙っている猫を発見します。雄一が猫を追い払おうとボールを投げると、窓ガラスが割れてしまいます。雄一は自分のした行為に責任を感じて先生に報告に行きます。残された健がガラスの片付けを始めようとすると大輔から「片付けなど後にしてサッカーをしよう」と誘われ、2人はサッカーを始めます。すると健が蹴ったボールが見当違いの方向へ飛んでいきガラスがもう1枚割れてしまいます。そこに先生を連れて雄一が戻って来ます。大輔は「雄一はひなを助けようとしてやったことなんです。おかげであのひなが助かったんです。許してやってください」と、健が割った2枚目のガラスも1枚目の騒動に便乗して事をおさめようとします。先生は了解し職員室へ戻っていきました。その後、憤慨する雄一に後ろめたさと自分のやってしまったことに対しての責任を感じる健。一方の大輔はまるで他人事という態度でその場から去って行きます。翌日、健は雄一と大輔に先生に正直に話をすることを告げます。「えっ、じゃあ俺はどうすればいいんだよ。」と健に詰め寄る大輔。「僕は行く。大輔は自分で決めろよ。」ときっぱりと言い職員室へ向かう健。健の後ろ姿を見つめていた大輔は……。』このお話は、本日4時間目の1年生道徳の授業の題材です。このお話を元に「自主、自律、自由と責任」についてみんなで考えました。授業にはタブレットが効果的に使われ、自分の考えを書き込んだり、友だちの考えを閲覧したり、みんなの考えを共有したりと、友だちとの意見の交流に一役買っていました。課題に一生懸命に取り組む1年生の素晴らしさ、深い学びへといざなってくれるICTの良さ、その両方の素晴らしさが見て取れる、とても良い授業でした。

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