９月20日（水）、1年生家庭科の調理実習で「ほうとうづくり」を行いました。毎年行っている学習活動ですが、今年は、４月に立ち上がった三珠地区の「地域学校協働本部」の活動の一環として、地域の方に調理実習の補助をお願いして実施しました。

　地域学校協働本部は、学校と地域とが連携をし、地域住民の方にボランティアで学校の教育活動に参画していただくことを推進する活動です。今回は、三珠地区の地域コーディネーターを通し、ほうとうづくりに協力できる方を探してもらい依頼をし、当日は三珠地区の3名の方にお手伝いいただきました。

　家庭科を教える先生からは、これまでは一人で指導していたけれど、今回は各班に１人ずつついていただいて、生徒にも積極的に働きかけてもらいながら、全員がほうとうの麵をのすことができ、大変ありがたかったという話がありました。また、調理中やその後の試食の間中、生徒と3人の方々が自然に話をしながら交流する良い機会となったのではないかと思います。

　ボランティアでのお手伝いということで恐縮ですが、子ども達を地域の方々と一緒に育てていくために学校の教育活動に参画いただくことで、多様な学びができると大きな成果を感じました。今後も、地域の方と一緒に学習できる機会をもつことができれば、と考えています。