7月10日（月）、青洲高校音楽部を招いて、「合唱を聴く会」を実施しました。

青洲高校音楽部は、ご承知の通り数々の大会やコンクールで優秀な成績を収め、NHK全国学校音楽コンクールや全日本合唱コンクールなどで関東大会や全国大会にも参加したことがある合唱団です。そのような高い実力をもつ青洲高校の合唱発表を聞くことができるのは、生徒にとって本当に貴重な機会です。

　この日は、ゴダイゴの「銀河鉄道999」、中島みゆきの「糸」を始め、生徒にも親しみある歌を中心に合唱を披露してくれました。発表の途中には、本校出身で音楽部で活動している、高校3年生と1年生の紹介があり、二人とも、合唱が大好きで音楽部で充実した毎日を送っていると話をしてくれました。

　合唱を聴いた後は、今年の希珠祭で歌う全校合唱「ほらね」を、音楽部の生徒と一緒に歌いながら、顧問の先生に指導をしていただきました。声の出し方、表現の仕方を、生徒にわかりやすく、また、生とをうまくやる気にさせながら指導をしていて、あっという間に合唱が変わっていく様子を実感し、その指導力の高さに感心させられました。

　コロナ禍で、体育館で全校生徒が全校合唱をできたのもおそらく４年ぶりだと思います。生徒全員が合唱台に登り、少し戸惑いながらも歌っている様子を見て、懐かしい昔の「景色」が戻ってきたな、と感慨深い思いがしました。

　学校には、「学ぶ場」の他に「文化の創造の場」があります。ここ数日の間、生徒達の歌声が校舎内に響くのを聞いたり、今日の全校合唱を聴いたりする中で「生徒の歌声が響く学校はやっぱりいいな」、「合唱は学校の文化を築く中心的な力をもっているんだな」、そんなことを実感できました。

　また、この日は、オープンスク－ルも開催し、朝から保護者や学校評議員の皆様に授業の様子を参観していただきました。合唱を聴く会と合わせ、ご参観に感謝申し上げます。