本日の午後、本校体育館においてＰＴＡ教育講演会が行われました。講演会では、座・高円寺のみなさんによる手話劇『真夏の夜の夢』が上演されました。会場に入ると『これが普段から見慣れている体育館？』と思うような本格的な舞台装置に圧倒されました。そして会場にいるすべての人々を魅了する役者さんの演技を見て、『一生懸命の格好良さ』を感じた人も多かったのではないでしょうか。役者さんの中には生まれた時からまったく耳の聞こえないろう者の方がいました。間合いの取り方から細かな動きまで、他の役者さんとぴったり息のあった演技の裏には手話通訳の方共々、大変な努力があったことでしょう。演劇を純粋に楽しめるしなやかな心はそのままに、一生懸命に頑張っている大人の姿を見て、自分の未来に思いを馳せる、そんな想像力ももってもらえたら今回の教育講演会は大きな意義をもつと思います。