３年生の総合的な学習の時間に思春期体験学習を行いました。実施にあたっては、市川三郷町いきいき健康課子育て支援係から保健師さんと助産師さんが，峡南教育事務所より担当の職員の方が来校しご協力いただきました。

　助産師より，市川三郷町の子どもの様子や生命の始まりから誕生，命についての講義を聴いた後，赤ちゃん人形だっこ体験，おむつ替え体験，妊婦体験等を通して，赤ちゃんとのふれあい方や妊婦さんの大変さを学習することができました。生徒たちは，赤ちゃん人形を抱っこするときには自然と表情も柔らかく笑顔になりました。妊婦体験では想像以上に身動きを取ることが大変なことを学びました。

　体験後に行ったアンケートには，「（人形ではあったけど）名前をつけたから余計に愛着がわいた」「（赤ちゃんを抱っこするのは）不安だったけど，うまくできた」「（赤ちゃんは）意外とずっしりしていて，ずっと抱っこしているのは大変」という言葉や「（妊婦体験は）大変さやつらさが想像よりも重くて，家族や町中で妊婦さんが大変そうにしていたら手助けしたいと思った」「（妊婦体験は）立つ，歩く，かがむなど，些細なことでも重さがかかって大変だったので，日常の中でもし見かけたら，気を遣えるようにしたい」というような言葉がたくさん見られました。参加した全員がとても学びの多い体験になりました。