2025年5月21日カテゴリー:
5月21日(水)第2次世界大戦はどのようにして終わったのか……(3年・社会)
本日は3時間目の各学年の様子をお伝えします。最初に3年生です。3年教室では『第2次世界大戦はどのようにして終わったか』をテーマにした社会の授業が行われていました。1つの事象でも立場が変われば見えてくることもガラリと変わります。今回のテーマ『第2次世界大戦はどのようにして終わったか』という問いの答えのひとつに挙げられるのが『原子爆弾の使用』でしょう。修学旅行でヒロシマの地を訪れ、実際に平和記念公園内や原爆資料館を見て戦争の惨状を学んだを私たちは、原子爆弾を到底受け入れることはできません。一方でアメリカでは、頑なに抵抗を続ける日本軍を平伏させた原子爆弾をモチーフとした記念切手が発行されていることを授業で学びました。怒りのやり場もなく、ただ理不尽に感じるこの事実……。この憤る気持ちは被害者としての感覚です。一方で戦中の日本国は加害者でもありました。今日の授業では、そんな事実にも目を背けることなく世の中に飛び出していってほしいという教科担任の先生の思いがよく伝わってきました。